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パーソナルジムのホームページ制作相場【2026年】——一括制作と月額型を実数で比較

2026-07-10 ・ 読了 約9

「ジムのホームページって、結局いくらで作るのが正解なの?」——見積もりを取ると20万円と80万円が並び、ネットには「月7,800円」の広告も出てくる。幅がありすぎて、高いのか安いのかすら判断できない。これが2026年7月時点で、制作会社の料金ページを実際に調べて回った私たちの率直な感想です。この記事では、価格がバラつく理由を分解し、一括制作と月額型を3年間の総額で比較します。最後に、制作側である自社の価格と内訳もすべて公開します。ポジショントークにならないよう、月額型の弱点も正直に書きます。

結論:相場は「一括20〜80万円」か「月額1〜5万円」の二層

先に全体像です。パーソナルジムのホームページ制作は、①一括制作型(初期20〜80万円+保守月5千〜1万円)と、②月額型(初期0〜10万円+月1〜5万円)の二層に分かれています。2026年7月に料金を公開している制作会社・サービスのページを調べた範囲では、この間を埋める「決定版の相場」は存在せず、同じ「ジムのホームページ」でも中身の定義が会社ごとに違うのが実態でした。

だから「相場より高い/安い」で判断すると失敗します。見るべきは価格ではなく何が含まれているか。以下、順に分解します。

一括制作はなぜ20万〜80万円まで幅があるのか

一括制作の見積もりの中身は、おおよそ次の要素の掛け算です。

価格を動かす要素安くなる条件高くなる条件
ページ数・構成テンプレートに流し込み・5ページ前後オリジナルデザイン・10ページ超
写真・文章店から支給(自分で用意)プロ撮影・ライター取材込み
集客設計なし(作って終わり)SEO設計・導線設計・計測設定込み
修正・保守別料金(都度見積もり)一定回数込み/月額保守とセット

20万円台の見積もりは多くの場合「テンプレート+支給素材+作って終わり」、80万円台は「オリジナルデザイン+撮影・取材+集客設計込み」です。どちらが正しいわけでもなく、後述の「作った後に誰が集客するか」で適否が決まります。

同じ「制作一式」でも、デザイン・素材・集客設計の含み方で価格は3〜4倍変わる
同じ「制作一式」でも、デザイン・素材・集客設計の含み方で価格は3〜4倍変わる

月額型の仕組みと、契約前に必ず確認すべき2点

月額型(サブスク型)は初期費用を抑えて月1〜5万円を払い続けるモデルです。キャッシュフローに優しい一方、ネット上で「サブスクHPはやめとけ」と言われる理由も実在します。契約前に確認すべきは次の2点です。

  • 解約したらサイトはどうなるか——「解約と同時にサイト消滅・データも返さない」という契約が実際にあります。ドメイン(サイトのURL)が自分名義か、解約時にデータ一式を引き渡してもらえるかを、契約書の文言で確認してください
  • 月額の中身は「保守」か「運用」か——サーバー代と軽微修正だけの“保守”に月3万円は高すぎます。逆にブログ運用・SEO・改善提案まで含む“運用”なら、月3万円は外注人件費として安い。同じ月3万円でも中身がまったく違います

3年間の総所有コストで比べる

一括と月額は、3年総額に直すと比較できます。代表的な構成で並べてみます。

構成初期月額3年総額集客の主体
一括・作って終わり(40万円+保守8千円)40万円0.8万円約69万円自分(更新も自分)
一括・高品質(80万円+保守1万円)80万円1万円約116万円自分
月額・保守のみ(初期0円+月1万円)0円1万円約36万円自分
月額・運用込み(初期10万円+月3万円)10万円3万円約118万円運用会社(ブログ・SEO・AIO込み)

並べると見えてくるのは、「作って終わり」の一括69万円と「運用込み」の月額118万円は、そもそも買っているものが違うということです。前者は“建物”だけ、後者は“建物+営業活動3年分”。ホームページからの問い合わせは公開した瞬間ではなく、記事や改善を積んだ数ヶ月後から増えていくので、集客目的なら運用の有無が本体です。

見積もりは初期費用ではなく3年総額に直して並べると、初めて同じ土俵で比較できる
見積もりは初期費用ではなく3年総額に直して並べると、初めて同じ土俵で比較できる

価格より効く質問:「作った後、誰が集客するんですか?」

見積もり比較で消耗しているオーナーに、私たちが一番おすすめしたい質問がこれです。「作った後、誰が集客するんですか?」——ここで「更新用の管理画面をお渡しします(=あなたがやる)」なのか、「毎月◯本の記事と改善をこちらでやる」なのかで、その見積もりの本当の価値が分かります。

営業後にブログを書き続けられるオーナーは、経験上ほとんどいません。自分でやる前提の見積もりは、実際には「集客機能なし」の価格として読むのが安全です。

自社の価格も公開します(判断材料としてどうぞ)

最後に、この記事を書いている私たち(テマナシSEO/AIO・株式会社FiTin)の価格です。初期¥100,000+月額¥30,000で、サイト制作に加えて月10本のブログ運用・SEO/AIO対策・月次レポートまで含みます(月20本のプランは¥50,000)。上の表で言う「月額・運用込み」型です。

正直に言うと、向かない店もあります。すでに予約が埋まっていて集客が不要な店、自分で発信するのが好きで続いている店には、月額運用は過剰です。逆に「作って終わりのサイトを持っているが問い合わせが来ない」「発信が続かない」店には、一括で作り直すより効きます。契約前にデモサイト(あなたの店のサイトの試作品)を無料で作ってお見せしているので、実物で判断してください。

Q

小規模事業者持続化補助金などは使えますか?

A

ホームページ制作は対象になる場合がありますが、公募回ごとに条件が変わるため「使える前提」で契約するのは危険です。申請から採択まで数ヶ月かかる点も含め、最新の公募要領を商工会議所などで確認してから判断してください。

Q

WixやSTUDIOで自作すれば0円では?

A

作ること自体は可能ですし、開業直後の名刺代わりなら十分です。ただし制作費0円でも、あなたの作業時間と、集客設計なしで機会損失する問い合わせがコストになります。月数件の入会が売上に直結する業態なら、どこかの段階でプロの設計に切り替える価値があります。

まとめ:相場ではなく「含まれているもの」で選ぶ

パーソナルジムのホームページは、一括20〜80万円・月額1〜5万円という二層構造で、価格差の正体はデザインの豪華さではなく「集客を誰がやるか」です。見積もりを並べたら、3年総額に直し、「作った後、誰が集客するのか」を聞いてください。その答えが曖昧な見積もりは、いくら安くても高い買い物になります。

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この記事を書いた人

杉山 誇京

杉山 誇京

株式会社FiTin 代表・テマナシSEO/AIO運営

デジタルマーケティング大手・オプト出身。大手メーカーから飲食店舗まで、幅広い業種のマーケティング支援に携わってきた。現在はマーケティングと開発の両方を武器に、店舗向けWeb集客サイトを自ら制作・運用している。

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