クレアチンについて調べると、必ずと言っていいほど「腎臓に悪い」「禿げる」という言葉に行き当たります。 私たちはクレアチンを製造・販売している側なので、この2つを「気にしなくて大丈夫です」と一言で片付けることはしません。 なぜそう言われるようになったのか、どこまでが報告されていることで、どこからが分かっていないことなのか。 調べた内容を、出典と一緒にそのまま並べます。読んだうえで、ご自身で判断してください。
この話の出どころは、クレアチンそのものではなく「クレアチニン」という別の物質です。 摂取したクレアチンは体内で使われたあと、クレアチニンという代謝物になって腎臓から排出されます。 そして健康診断で腎臓の働きを見るとき、指標として使われるのがこのクレアチニンの数値です。
つまり、クレアチンを飲んでいる人は腎臓が悪くなっていなくても、検査値だけが上がることがある。 これが「クレアチン=腎臓に負担」という話が広まった、最初のきっかけだと説明されています。
実務的なアドバイスをひとつ。クレアチンを飲んでいる状態で健康診断を受けるなら、 問診票や医師に「クレアチンを摂取している」と伝えておくことをおすすめします。 検査値の解釈が変わるからです。また、数値が気になった場合は、摂取をやめて数週間おいて再検査すれば、 摂取由来の上昇分は元に戻ると説明されています。つまり「一度上がったら戻らない」類の話ではありません。
大事なのは、もともと腎臓や肝臓に不安がある方、治療を受けている方は話が別だということです。 その場合は、飲む前に必ず主治医に相談してください。私たちは医療の専門家ではないので、ここに関して大丈夫だとは言いません。
こちらは、ある1件の研究が独り歩きした結果だと説明されることが多いテーマです。 2009年に発表された、ラグビー選手を対象にした小規模な研究で、クレアチンを摂取したグループで DHT(脱毛に関わるとされるホルモン)の数値が上がった、という報告がありました。
この研究の中身を具体的に見ると、対象は大学のラグビー選手約20名、期間は3週間、 測ったのはホルモン値だけでした。 ただし、この研究は参加人数が少なく、期間も短く、そして「実際に髪が減ったかどうか」は調べていません。 DHTの数値が動いたことと、髪が抜けることは、同じではありません。 その後、同じ結果を再現できた研究は限られていると整理されています。 「関係ないと証明された」わけでも、「禿げると証明された」わけでもない——これが2026年7月時点の正直な現在地です。
売り手として気持ちよく「デマです」と書きたいところですが、そう言い切れる根拠を私たちは持っていません。 分かっていないことは、分かっていないと書きます。
そのうえで、考え方の目安を書いておきます。もし脱毛の家族歴などで人一倍気にされているなら、 無理に飲む必要はありません。クレアチンは医薬品ではなく、「飲まない」という選択にコストはほとんどないからです。 逆に、気にせず続けている多くの利用者で脱毛の報告が積み上がっている、という事実も現時点ではありません。
むしろ、実際に多くの人が経験するのはこちらです。どちらも仕組みが分かっていて、対処もはっきりしています。
| 一度に多く飲むとお腹がゆるくなる | 一度に5g以上をまとめて摂ると、浸透圧の関係で下痢や腹痛が起きることがあると報告されています。1回3gを目安に、食事と一緒か、十分な水と一緒に。 |
|---|---|
| 始めた直後に体重が1〜2kg増える | 筋肉の細胞内に水分が保持されるためで、脂肪が増えたわけではないと説明されています。減量中の方が数字だけを見て不安になりやすいポイントです。 |
| 粉が溶けきらず、底に残る | 粒子の細かさで体感が変わります。HAKUは平均粒径を細かく調整していますが、それでも冷水では溶け残ることがあります。ぬるま湯か、シェイカーで20秒が確実です。 |
3つに共通する対処の原則はシンプルです。「一度に多く摂らない・水と一緒に・できれば食事と一緒に」。 1日の目安量(3〜5g)を2回に分けるだけで、お腹の不調はかなりの部分が避けられると報告されています。 体重の増加については、始める前に「水分で1〜2kg増えるのが普通」と知っておくだけで、 数字に振り回されずに済みます。
ここまで読んで分かるとおり、クレアチンそのものの安全性は、健康な成人が用量を守る限りにおいて 比較的よく調べられている成分です。私たちが本当に気にしているのは、成分ではなく「その袋に、本当にクレアチンだけが入っているのか」の方です。
単一成分のサプリメントは、原料の産地と製造工程がそのまま品質になります。 検査の中身を具体的に書くと、確認しているのは「クレアチンの純度」だけではありません。 鉛・ヒ素・カドミウム・水銀といった重金属、一般生菌や大腸菌群などの微生物—— つまり「入っているべきものの量」と「入っていてはいけないものの不在」の両方です。 だからHAKUは、原料のロットごとに第三者機関の検査を通し、その結果を商品ページで公開しています。 「国産です」と書くことは誰でもできますが、確かめられる形で出せるかどうかは別の話だと考えているからです。
| 原料 | 国内製造(製造所固有記号を商品ページに記載) |
|---|---|
| 純度 | クレアチンモノハイドレート 99.9%以上(ロットごとの分析結果を公開) |
| 検査 | 第三者機関による成分・重金属検査(ロット単位・結果PDFを公開) |
| 添加物 | なし(単一成分) |
※本記事は、公開されている研究・公的機関の情報をもとに、2026年7月時点の内容をまとめたものです。 特定の疾病の予防・治療を目的としたものではなく、効果効能を保証するものでもありません。 持病のある方、治療中の方、妊娠・授乳中の方は、必ず医師にご相談ください。